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北朝鮮の大使館とも言うべき「朝鮮総連ビル」を巡って、一件落着かに見える事件の結末ではあるが、こんな事がまかり通るのなら、今に金融機関の融資・貸金業務は無法地帯になるだろう。

事の顛末は以下のとおり。

朝鮮総連と関係の深い「朝銀信用組合」や いくつもの「信用金庫」等の「日本政府認可」の金融機関が、朝鮮総連に融資して、返済拒否にあって倒産した。

信用金庫
朝銀信用金庫   - 融資 → 朝鮮総連

信用金庫
朝銀信用金庫   ←返済拒否- 朝鮮総連

倒産したので債権は「整理回収機構」が引き継いだ。債権額は「627億円」と言われている。
「整理回収機構」の返済要求にも応じないために、「担保」になっていた朝鮮総連ビルは競売にかけられた。
競売にかけられたので朝鮮総連の負債「627億円」は解消した事になる。

落札額は「22億円」で四国の「マルナカホールディング」社であったが、現在では朝鮮系とたびたび騒がれる民主党代表の「○田氏」の実兄が社長を務める「イオン」に買収されているようだ。

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「利に聡い」イオンの子会社「マルナカ」は、ちゃっかり「22億円」を儲けて、落札値の2倍で「グリーン」社に売却した。

「グリーン」社はこれを「朝鮮総連」に賃貸すると言うのだから、驚く仕組みの出来上がりだ。
賃貸料は取得費用の「8~12%」程度だろうから「4億円/年」程度だ。

詰まるところ、「朝鮮総連」は
「627億円」の借金 を 「年間4億円」の支払いに変更することに成功したのである。
年率「0.6%」への「元本永久据え置き(返済無用)」の「借り入れ」に転換したようなものだ。
単位が扱いなれないのでピンと来ないが、分かりやすく言えば「627万円の借金を毎年4万円返すことで返済したと同じにしたわけだ」
元本だけでも157年かかる計算になる。
誰が聞いてもずいぶんな方法で「 殿! ご無体な! 」と叫びそうだ。
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まるで国家をあげての「取り込詐欺」のようで、こんな事がまかり通ったら、日本の金融機関は北朝鮮に狙われたら潰れるね。

私は「北朝鮮」は大嫌いだが、指導者や軍部、政府を動かしている人々への感情で、一般の人々への偏見は無い。むしろ同情さえ覚えるが、かつて抱いていた「金王朝崩壊」の思いも随分淡くなってきたねぇ・・・

まぁ日本政府も自分で出かけていって捕虜になり処刑された2人のことは声を大にして「テロには屈しない」と言うが・・・
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日本で拉致されて「金王朝の北朝鮮」にさらわれた「自分に落ち度が無い」50人以上の拘留者のことは随分消極的だねぇ・・・
さりとて「自衛隊の出動」とも行かないだろうから、「どうするか」は策が無いと言ったところかな。
「日本人の生命・財産を守る」と言う割には「安部政権」は「生命」も「財産」も守りきれるか不安だね。

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吉田松陰」と同郷らしいが「至誠して動かざるもの未だ之有らざるなり」と言っても、真心が通じる相手でもないことは、今回の「ISIS」の件で身に染みただろうから、どうするんだろうね。